ledレジンでアクセサリーを作りたくても「デメリットがある」と、聞いてしまうと始めようか不安になりますよね。
ledレジンのデメリットは硬化するときに反りやすいことです。
レジン作品の反りは3つの対策で抑えられますよ!
私は初めて作ったledレジンのピアスが反ってしまい、とてもショックでした。
ledレジンのデメリットを理解し対策しないと、あなたも私のように失敗してしまうかもしれません。
本記事ではledレジンのデメリットと対策だけでなく、UVレジンとの違いや初心者におすすめの商品も紹介しています。
ledレジンは自分だけのオリジナル作品が作れるので、作る過程も含め、とてもワクワクしますよね!
アクセサリーだけでなくキーホルダーやスマホケースなど幅広い作品が作れるのも魅力的です♪ぜひ最後までみていってくださいね!
ledレジンを始めてみたいなら、まずはスターターキットでお手軽に始めてみませんか?
必要な道具や材料が入っているため、届いたらすぐにledレジンを始められますよ♪
自宅でもできるかな?と不安でしたら、ぜひスターターキットを検討してみてくださいね。
ledレジンのデメリットは作品が反る!理由と対策3つ♪
ledレジンのデメリットは硬化するときに反りやすいことです。
レジン作品の反りは3つの対策で抑えられますよ!
作る作品によっては何層も繰り返し硬化させる作業が発生し、失敗するリスクもあがります。
あなたのオリジナル作品を完成させるためにも、できる限り反らない方法を試したいですよね。
私は最初のピアスを失敗してしまいましたが、次はしっかり対策して無事完成させられました♪
自分が作りたいものを形にできる、ledレジンの楽しさを初めて体感した瞬間でした!
そもそもなぜledレジンは反りやすいのか、理由を説明していきます。
ledレジンが反る理由は?硬化するときの収縮率が影響!
ledレジンが反りやすいのは、硬化するときの収縮率の高さが理由です。
収縮率が高いってどういう意味なんだろう?
あまり聞きなれない言葉ですよね。収縮率について、詳しく解説していきます。
収縮率とは、レジンが液体から固体に変化したときに体積が減少することを指します。
使用するレジン液やライトにも影響されますが、平均的に体積が約4%減少するようです。
レジンが硬化する過程で、均一に収縮しなかった結果、反りが発生してしまいます。
体積が減少するのはレジン液の特性なため、残念ながら反りを完全に防ぐことは不可能です。
また、収縮率はレジン液が硬化する時間によっても影響されます。時間が短いほど均一に収縮しないため、反りやすいです。
ledレジンは硬化速度が早いため、短時間でレジン液が固まり収縮します。そのため、ledレジンは反りやすくなってしまうのです。
またledレジンの他にUVレジンもあります。UVレジンのほうが時間をかけて硬化するため、反りが抑えられます。
UVレジンと比較するとledレジンはさらに反りやすいため、デメリットと言われやすいです。
ledレジンが硬化するときに反ってしまうのは、仕方ないことなんですね。
しかし反りを抑える方法は3つあるため、しっかりと対策すればきれいな仕上がりを目指せますよ!
ledレジンを始める前に、作品に反りを抑える方法を知っておくと、作り直すなど無駄にコストがかからず、慌てずに対応できます♪
ledレジンの反りを抑える方法は3つ♪事後修復も可!
ledレジンの反りを抑える方法は、収縮率の低いレジン液を使用するなど3つあります。
とくに薄くて面積が広い、もしくは厚みがある作品を作る場合、ledレジンの反りが発生しやすいです。
薄くて面積が広いペンダントのトップや、厚みがあるブローチなどは要注意です。
もし反ってしまってもすぐに修復作業すれば、反りを抑えられるため気を落とさないでくださいね!
それではledレジンの反りを抑える方法を3つ紹介していきます。
収縮率が低く反りにくいレジン液を使用する
レジン液にはさまざまな種類があり、収縮率にも違いがあります。
収縮率はレジン液を選ぶうえで重要な情報のため、知っていると作りたい作品にベストなレジン液を選べますよ!
一般的なレジン液の収縮率は約4%です。探してみると約3%~6%のレジン液が販売されています。
反りにくさを重視するなら、収縮率が低い3%台のレジン液を選ぶのがよいでしょう!
有名なレジン液メーカーのPADICOなら、収縮率が約3.5%の「月の雫」がおすすめですよ♪
少量ずつ硬化させて表面と下層の収縮差を無くす
厚みがある作品の場合は、レジン液を何回かに分けて硬化させましょう。
ライトがあたる表面から硬化が始まるため、下層のレジン液と硬化するタイミングが大きくズレてしまうと反りが発生してしまいます。
レジン液の厚みが1cm以上ある場合は、何回かに分けて硬化させると反りにくいです。
硬化後の温かいレジンの上に重しをのせ平らに
もし作品が反ってしまった場合は、硬化直後の温かいレジンの上へ重しをのせて平らにしましょう。
私は分厚い本を、重しの代わりに使用していますよ!
温かい状態であれば完全に硬化していないため、反りが抑えられる可能性があります。
レジンの状態によっては反りが直らないこともあるため、重しを使用するのは応急処置として考えるとよいでしょう。
しかし、私の経験では重しを使用すると反りが改善されることが多いため、ぜひ試してみてくださいね!
以上が、ledレジンの反りを抑える3つの方法です。完全に反りをなくすことは難しいですが、抑えることはできるためぜひ試してみてください♪
どうしても反りを抑えたいならUVレジン液を使用する選択肢もあるかと思います。
しかしledレジンはUVレジンよりも優れた点が多いです。
私は初心者であれば、反り対策をしながらledレジンを使用するのをおすすめしますよ!
UVレジンは反りにくいメリットがあるが、ledレジンはどのようなメリットがあるの?
ledレジンのデメリットはUVレジンと比較して反りやすいことですが、もちろんメリットもあります!
次項ではUVレジンとの違いに触れながら、ledレジンのメリットについて詳しく紹介していきます。
ledレジンとUVレジンの違い3つ!硬化時間やコスパに差!
ledレジンが反りやすいこと以外に、UVレジンと比較してどのような違いがあるか知りたいですよね。
ledレジンとUVレジンは、反りやすさ以外に硬化時間やコストパフォーマンスなど3つの違いがあります!
ledレジン | UVレジン | |
反りやすさ | △ | 〇 |
硬化時間 | ◎ | △ |
透明度 | ◎ | △ |
コストパフォーマンス | ◎ | △ |
◎や〇のアイコンはledレジンとUVレジンを比較して、優れていることを示します。
反りやすいこと以外は、ledレジンのほうが優れた特徴をもっているのですね!
3つの違いがある理由は、レジンを硬化する光の波長が影響しています。
UVレジンは光の波長が約350~400nmの紫外線で硬化し、ledレジンは光の波長が約385~415nmの可視光線であるledで硬化します。
紫外線は人の目には見えませんが、可視光線は人に見える光で、波長によって上記の画像のように見える色が変わります。
他にもエポキシレジンと呼ばれるレジンの種類もありますが、硬化するのに1日~2日かかるため初心者やレジンに慣れていないあなたには、あまりおすすめできません。
レジンの歴史を紹介すると、エポキシレジン→UVレジン→ledレジンの順番で誕生しています。
ledレジンは1番新しく誕生したレジンであるため、UVレジンよりも優れた特徴を備えているのです。
ledレジンが誕生したため初心者の方も、好きな作品を作りやすい環境になっていますね♪
反りやすさ以外の項目について、ledレジンとUVレジンの違いを3つ詳しく紹介していきます。
ledレジンで作業効率UP!硬化時間はUVレジンの4分の1!
ledレジンの硬化時間はUVレジンと比較すると約4分の1も短いのです。そのため、作業時間を短縮できますよ。
私はどちらも体験したことがありますが、ledレジンの硬化時間の速さには驚きました!本当に硬化している?と疑いたくなるほどです。
先ほど、反りにくいレジン液として紹介したPADICOの月の雫で実際に比較してみましょう。
月の雫はledとUVどちらも対応しているレジン液です。
ledライトを使用した場合、レジンの硬化時間は約30秒~2分ですが、UVライトを使用した場合約2分~4分かかります。
レジンを硬化させるためには、おもて面とうら面にライトをあてる必要があります。
ledレジンとUVレジンを硬化するために必要な合計時間を見てみましょう。
ledレジン | UVレジン | |
おもて面の硬化時間(約) | 30秒 | 2分 |
うら面の硬化時間(約) | 30秒 | 2分 |
硬化時間の合計(約) | 1分 | 4分 |
2つのレジンが仕上がる合計硬化時間の差は約3分あります。ledレジンの仕上がり合計硬化時間はUVレジンの約4分の1です!
レジン液の種類やレジンの厚みによって、実際の硬化時間がさらに長くなることもあります。
レジンを硬化中はすることがありません。私はきれいに硬化しているかな?と期待と不安でじっとながめて過ごしていましたが、待つ時間はとても長く感じましたよ。
ledレジンを使用すればさくさく作業が進むため、集中力を切らさず作品を完成させられます♪
ledレジンは透明感が高く仕上がり後も黄変しにくい♪
ledレジンはUVレジンと比べると仕上がりの透明度が高く、黄変しにくいです。
黄変のしやすさは硬化するときの光の波長と関係があり、UVいわゆる紫外線をあてると黄色く変色してしまいます。
黄変すると全体的に、くすんで見え劣化したような印象を受けます。
私が作ったピアスも黄変したことがありますが、中に入れた造花や天然石の見栄えが悪かったです。
しかしledレジンでも長時間、直射日光(紫外線)があたると少しずつ黄変してしまうため、保管には注意が必要です。
直射日光を避けて作業をし、保管場所に気をつければ、透明感があるledレジンを長く愛用できますよ♪
もしくは黄変するのを想定して作品を作れば気にならない、という逆転の発想もあります。
ledライトはコストパフォーマンス優秀!電球交換が不要
ledライトは電球交換の必要がないため、コストパフォーマンスが優秀ですよ!
ledレジンではled電球を使用するため、電球を交換する必要がないに等しいです。
1日10時間使用しても、led電球の寿命は約10年と言われています!
しかしUVライトは定期的な電球交換が必要なため、切れるたびに電球代がかかります。
使用する頻度によって変動しますが、約3ヵ月~6ヵ月で電球の交換が必要です。
UVライトには2本以上のUV電球が装着されていることがほとんどで、2本交換のたびに約3,000円かかります。
4ヵ月で電球が切れると想定すると、年間で約9,000円かかります。痛い出費ですよね。
電球のコストを考えると、ledレジンはコストパフォーマンスがよいと判断できます♪
浮いた電球代をレジンのパーツやレジン液の購入に使えば、あなたが作れるアクセサリーの幅が広がりますね♪
以上がledレジンとUVレジンの違いです。UVレジンは反りやすさの項目では優秀ですが、ledレジンも対策ができるためメリットとしては弱くなります。
硬化時間や透明度、コストパフォーマンスに関してはledレジンのほうが優秀です。レジン作成を始めるならledレジンがおすすめですよ♪
ledレジン初心者にすすめる液とライトやキットも紹介!
いざledレジンを始めよう!と思っても、レジン作成には準備するものがいろいろありますよね。
ledレジン初心者のあなたには、失敗しにくく幅広い作品が作れるレジン液とライトや一式そろえられるスターターキットをおすすめします♪
とくにレジン液とライトは作品のクオリティーに直結するため、慎重に選びましょう。
レジン液はPADICOの月の雫、ライトはケラッタのledとUV対応のライトが初めてでも使いやすくておすすめですよ♪
実際に使っている方が多く、口コミでは「使いやすい!」と評価も高いですよ!
なぜPADICOの月の雫とケラッタのライトがおすすめなのかや、スターターキットの良さも詳しく解説していきます。
PADICOの月の雫は初心者でも仕上がりがきれいに作れる
月の雫は2023年9月現在、PADICOで販売されているレジン液の中で1番新しい商品です。
以前に販売されている「星の雫」も人気がありますが、より反りにくいレジン液として月の雫が登場しました。
星の雫の収縮率は約6%ですが月の雫は約3.5%のため、硬化後のレジンが反りにくいです。
反りにくい点も含めて、月の雫がおすすめな点は3つあります。
- 収縮率が約3.5%と低くledレジンでも反りにくい
- 透明度が高く仕上がり後に黄変しにくく見栄えがよい
- 硬化後の仕上がりがツルッとしていてシワになりにくい
レジン液は100均でも販売されていますが、仕上がりを重視したいなら月の雫がおすすめですよ!
価格が安いレジンは仕上がりにベタつきがあったり、すぐに黄変したりする口コミも多いため、材料や時間が無駄になってしまう可能性も。
コストがかかったとしても、満足がいく作品を作れたときの喜びに勝るものはないと思います♪
月の雫は容量も選べるため、まだレジン液を持っていない方はぜひ検討してみてください。
月の雫は仕上がり後に黄変しにくいですが、長年愛用していると経年劣化が見られることもあります。
ピアスやネックレスなど身につけるアクセサリーだと、外の紫外線を完全に防ぐことは難しいのでは?
紫外線を防ぐためにUVカット成分が入った、仕上げ材をつける方法がありますよ!
アクセサリー類はどうしても紫外線にあたる機会が多いため、保管に気を付けるだけでは黄変を防ぐのは困難です。
対策としては、仕上げにUVカットの成分が入ったスプレーを使用すると黄変を防げますよ♪
ケラッタのledとUV対応ライトで作品の幅が広がる♪
ケラッタのライトはタイマー機能やledとUVに対応しているなど、便利な機能が満載でおすすめです。
ケラッタのledとUV対応のライトは楽天市場のランキングで1位をとるほど、人気なライトですよ♪
ケラッタのライトがおすすめな点は、5つあります。
- 45秒と120秒の2段階タイマー付きのため時間管理が楽
- 手のひらサイズで持ち運びや収納に困らず便利
- 足を広げて使用するスタンド型と手で持てるハンディ型で使用可能
- ledレジン液とUVレジン液どちらも硬化させられる
- UVレジン液も硬化できるがUV電球は付いていないため電球交換が不要
ケラッタのledとUV対応のライトは初心者にも使いやすく、便利な機能が満載です。
ライトのサイズが横13.7cm×奥行き7cm×高さ5.5cmと非常にコンパクトです。作る作品によっては入らない可能性があるため、注意が必要です。
しかしアクセサリーや小物でしたら、十分使えるサイズなため、不便は感じないと思いますよ!
タイマー機能付きのため、硬化時間を自分で測る手間がなかったり、適正な時間で硬化できたりするのは安心ですよね♪
UVレジンを硬化できるが電球の交換は必要ないため、コストパフォーマンスもGOOD!
以上が初心者のあなたにおすすめのレジン液とライトの紹介です。
どれがあなたに合うレジン液か迷っていればぜひ参考にしてみてくださいね!
次項では、今からそろえ始めるあなたにおすすめなスターターキットを紹介します♪
一式そろえるならケラッタのレジンスターターキット♪
レジン液とライトのおすすめ商品はわかったが、他にもそろえるものが多くて大変ね…。
ledレジンをいまから始めるあなたには、スターターキットで一式そろえるのがおすすめですよ!
ledレジンに必要なものを下の表にまとめてみました。
- ledレジン液
- ledライト
- 細かな作業で必要なピンセット
- レジン液を注ぐモールドと呼ばれる型
- ビーズやお花、天然石などのレジン液に入れる封入物
他にもピアスやネックレスであれば、レジンを入れる枠や部品となる金具も必要になります。
作り始めて「金具や材料が足りない!」となれば、作業を中断せざるを得ません。
あなたが作りたいアクセサリーによって変わってくるため、事前に調べておくのがよいです!
私は一番初め、ピアスに挑戦しましたよ!モールドにレジン液とシェルパーツを入れて、最後に金具を付けて完成です!
思っていたよりも簡単に作成できた!と喜んだことを覚えています。
どのようなものを入れようかな?、金具はどれにしようかな?と材料を選んでいるときも、ワクワクしてとても楽しかったですよ♪
レジン用の道具や材料は、以下の場所で販売されています。
- 100均(ダイソー・セリア・キャンドゥ)
- ハンドメイド用品店(パーツクラブ・貴和製作所・ユザワヤ)
- 総合雑貨店(東急ハンズ・ヨドバシカメラ)
- オンラインショップ
近くにお店がなかったり、オンラインで配送料がかかったり購入を悩むことがあれば、ledレジンのスターターキットで一式そろえるのがおすすめですよ!
最初は何が必要かわからなかったり、使ってみたいが使い切れるか不安だったりしますよね。
スターターキットなら必要な道具がそろい、封入物やパーツなどが少量ずつ入っているため、始めからいろいろな作品を楽しめます♪
まずはスターターキットを使ってみて、追加で購入したいものを買い足していけば無駄にもなりません。
ledレジンを始めようか迷っているなら、まずはスターターキットを試してみて、決めるのもおすすめですよ♪
まとめ
- ledレジンのデメリットは反りやすいことで、理由は硬化するときにレジンが収縮するためである
- ledレジンのデメリットである反りを抑える方法は3つあり、収縮率が低いレジン液を使用したり、少しずつ硬化したり工夫することが大切
- ledレジンとUVレジンの違いは反りやすさ以外に硬化時間やコストパフォーマンスなど3つある
- UVレジンと比較するとledレジンは優れている点が多く、レジン作成を始めやすい
- 初心者におすすめのレジン液はPADICOの月の雫で、仕上がりが美しく反りにくい点が使いやすい
- ケラッタのライトは、コンパクトでタイマー機能が付いている点などが初心者におすすめである
- レジン液とライト以外に必要な道具は、専門店やオンラインショップで購入できる
- スターターキットであれば必要な材料や道具がそろうため、すぐに始められる
ledレジンは反りやすいデメリットがありますが、対策すれば抑えられます。
あなたの「かわいい!自分で作るのたのしい!」というワクワクした気持ちを、ぜひレジンの作品に注いであげてください♪
本記事があなただけのオリジナル作品を作る、きっかけになれば嬉しいです。
自宅でもledレジンをやってみたいが、道具や材料をそろえるのは大変ですよね。
スターターキットであれば、レジン液やライト、封入物など必要なものがそろいますよ♪
まだ何も購入されていないのであれば、ぜひまとめて購入できるスターターキットも検討してみてください!
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