せっかく作ったレジンアクセサリー、安っぽい仕上がりでがっかり…。
レジンアクセサリーが安っぽい仕上がりだと、販売するのはもちろん、自分で使うのさえ嫌になってしまいますよね。
レジンアクセサリーが安っぽい仕上がりになるのは、表面にツヤがなくプラスチックのように見えるなど、4つの原因が考えられます。
安っぽくなる原因を知らないままだと、いくらレジンアクセサリーを作っても、おしゃれに見えることはありませんよ。
せっかく作るなら、「どこで買ったの?」と聞かれるようなおしゃれな作品にしたいですよね。
本記事では、レジンアクセサリーが安っぽい原因だけでなく、おしゃれに見えるポイントやおすすめの本も紹介しています。
原因とポイントを押さえて製作すると、あなたのレジンアクセサリーも一気におしゃれになりますよ♪
レジンアクセサリーの作り方はSNSやYouTubeでも学べますが、しっかりと身につけたいならば本の活用をおすすめします。
道具の名前や使い方が丁寧に記載されており、全アイテムにプロセス写真付きで解説があるため、初心者にもわかりやすい本です。
マスキングテープや布、プラバンなど身近にある多種多様な材料を使用した作品例が載っているので、アイデアを広げたいときにも役立ち、長く愛用できる1冊ですよ。
レジンアクセサリーが安っぽい原因は4つ!ツヤが重要
レジンアクセサリーを作ってみたけど、安っぽいの。原因は何?
レジンアクセサリーが安っぽい仕上がりになるのは、表面のツヤがないなど4つの原因が考えられます。
レジンアクセサリーは100均でも道具が手に入り、工程が少ないため初心者でも作りやすく、人気のハンドメイド品ですよね。
封入する素材や形、色合いによってデザインが無限に広がるのも、レジンアクセサリーの魅力と言えます。
しかし、誰でも道具が手に入るうえに安価で作れるため、ちょっとしたポイントの違いで安っぽい作品に仕上がりやすい素材でもあります。
せっかく作成しても安っぽい作品に見えてしまうと、販売することはもちろん、自分で使うのも気が引けますよね。
実は私も過去にレジンアクセサリーを作ったのですが、想像以上に見た目が安っぽく、使わずに処分した苦い経験があります。
レジンアクセサリーが安っぽく見えてしまう原因は下記の4つです。
- 表面にツヤと輝きがなくプラスチックのように見える
- 金具や枠などの付属部品が安っぽく見える
- 配色や配置が悪くごちゃごちゃしている
- 作り方に丁寧さがなく素人感が出ている
表面にツヤと輝きがなくプラスチックのように見える
レジン表面にツヤと輝きがないと、プラスチックのような安っぽい印象を与えます。
レジンアクセサリーの魅力は、なんと言ってもツヤっとした表面と吸い込まれるような透明感です。
つやつやした光沢感や、ガラスのような透明感があるレジンアクセサリーは、見ているだけで気持ちが高まりますよね。
でこぼこしていたり、指紋がべったりついたりして、ツヤも輝きもないレジンは「いかにもプラスチック」という見た目になってしまいます。
私が作成したレジンアクセサリーも、表面がくすんでいてキラキラ感は皆無でした…。
プラスチックや樹脂などの素材は安っぽさが伝わり、手を抜いたような印象を与えますよ。
プラスチックのアクセサリーは、子どもが身につけると可愛らしいですが、大人が身につけると幼稚に見えたり、だらしなく見えたりします。
プラスチックのような安っぽさを出さないためには、つるっとなめらかなツヤと輝きが重要ですよ。
金具やフレームなどの付属部品が安っぽく見える
丸カンやピン、チェーンなどの金具部分やレジンを流し入れるフレームが安っぽいと、アクセサリー全体も安っぽく見えてしまいます。
高級店と安いお店のアクセサリーを比べた時に、金属の光沢感や色味が違うと感じたことはありませんか?
高級店のアクセサリーはキラッとして金属の光沢がはっきりしているため、シンプルなデザインでもおしゃれに見えますよね。
メッキ加工された製品は、金の色味が薄く、表面の光沢が不自然に見えたり、くすんで見えたりすることが多いのですよ。
レジンアクセサリーは工程が少なくシンプルな構造のものが多いため、1つ1つのパーツの素材感が際立ってしまいます。
できるだけ安く製作したいからといって、安価で粗悪な金具で組み立ててしまうと、レジンアクセサリーの質が落ちて安っぽい仕上がりになります。
配色や配置が悪くごちゃごちゃしている
レジンにさまざまなパーツを入れてしまうと、ごちゃごちゃして見えます。
余白がなく、ごちゃごちゃしたレジンアクセサリーはおもちゃのように見えてしまい、幼稚な印象や安っぽい印象を与えますよ。
私もレジンに入れるのが楽しくて、いろんなパーツをついつい入れていたなぁと反省しています。
可愛いパーツを持っていると、あれもこれもとレジンに入れたくなりますよね。
1つ1つのパーツは可愛くても、レジンの中にたくさん入れてしまうと、まとまりがなくなり安っぽいデザインになりますよ。
ギラギラするほどラメを入れたり、真っ青や真っ赤など色が濃い単色にしたりするのも、ごちゃごちゃして見えて安っぽく仕上がる可能性があります。
「このアクセサリーはカジュアルシーンで使えるように」など、使う場面をイメージして作ると作品にまとまりを出せますよ。
作り方に丁寧さがなく素人感が出ている
作品の仕上がりが雑なレジンアクセサリーは安っぽく見えますよ。
レジンアクセサリーは工程が少なく簡単に作れるため、作品の荒さも目立ちやすくなります。
100均でも道具が手に入れられ、誰でもレジンアクセサリーを製作できるからこそ、丁寧さは1つのキーポイントですよ。
レジンがフレームからはみ出していたり、表面がデコボコしていたりすると、素人感が出てしまいます。
「自分で作れそうだ」と感じるアクセサリーにお金を出してわざわざ買う人は少ないですよね。
レジンという素材が手に入れやすい以上は、「これは自分では真似できない」と思ってもらえるような作品の仕上がりにしましょう!
レジンアクセサリーをおしゃれに見せるポイントは5つ!
おしゃれなレジンアクセサリーを作るにはどうしたらいいのかしら?
レジンアクセサリーをおしゃれに見せるには、テーマを決めて作るなど5つのポイントがありますよ!
せっかくレジンアクセサリーを作るなら、おしゃれで高見えするものにしたいですよね。
これから販売していきたいと考えているならば、より一層おしゃれで高級感のあるレジンアクセサリーを製作していく必要がありますよ。
前項では、安っぽく見える原因について解説しましたが、ここでは、おしゃれに見えるポイントをご紹介します。
あなたの意識やレジンアクセサリーに使う道具を少し変えるだけで、簡単でおしゃれに見えるようになるので、試してみてくださいね。
おしゃれなレジンアクセサリーを作るポイントは下記の5つです。
- 丁寧に細部まで愛情を込めて製作する
- 作品のテーマや使う場面を決めて製作する
- 混色やグラデーションなど着色方法を工夫する
- テーマに合うパーツを選び余白をもたせて封入する
- 金具やフレームなどの付属部分は素材や使い心地にこだわって選ぶ
丁寧に細部まで愛情を込めて製作する
レジンアクセサリーは、丁寧に細かいところまで愛情を込めて製作することが欠かせません。
レジンアクセサリーは工程が少なく、シンプルに製作できることが良さの1つですよね。
しかし、シンプルに製作できるからこそ、作品の荒さも目立ちやすくなってしまいます。
レジンの中に気泡が入ったり、表面がデコボコしていたりすると、一気に素人感が出て安っぽく見えてしまいます。
私もレジンを固めるまでで満足して、その後の製作は雑になっていたのだと思います。
「これなら自分で作れそうだな」と思うハンドメイドアクセサリーを買う人は少ないですよね。
表面にツヤがある、留め具がぴったりと閉じられているなど、細かいところまで丁寧に作り上げられたものは、高級感にあふれておしゃれに見えますよ。
細部まで愛情を込めて作り、「ここでしか手に入らない」という特別感があるレジンアクセサリーに仕上げましょう!
作品のテーマや使う場面を決めて製作する
テーマや使う場面を決めてレジンアクセサリーを製作すると、作品に統一感が出ておしゃれに見えますよ。
テーマを決めずになんとなく製作してしまうと、まとまりがないレジンアクセサリーになります。
パーツや色に統一感のないレジンアクセサリーは安っぽく見えてしまいますよ。
つい手に取りたくなるおしゃれなレジンアクセサリーは、「空をモチーフにしているな」「ナチュラルテイストだな」などとテーマが明確になっていませんか?
レジンアクセサリーを始めたばかりでテーマは決めにくいというあなたは、使う場面やターゲットを考えて製作してみましょう。
例えば、カジュアルシーンで使うか、フォーマルシーンで使うかを決めるだけでも、デザインや使うパーツは異なりますよね。
ターゲットの年代が20代か50代かでも、デザインは大きく変わることがイメージできると思います。
あなたが使って欲しいと思うターゲットや場面を絞ることで、自然と作品の統一感も出ておしゃれになりますよ。
混色やグラデーションなど着色方法を工夫する
混色したりグラデーションにしたりと、着色方法を工夫するとおしゃれに見えますよ。
天然石やべっ甲のような色合いや、高級ガラスのように見えるレジンアクセサリーは高見えします。
色数は多くても4色程度に絞って使うと、ごちゃっと見えずに高級感を出せます。
私は単色で製作していたのですが、今思えば、色の組み合わせも楽しむとよかったのだろうなと感じますよ。
着色の色味が強すぎるレジンアクセサリーは安っぽく見えてしまうので気をつけてくださいね。
色味が強くなりすぎないように、全体のバランスを見ながら着色していきましょう!
レジンアクセサリーの特徴はなんと言っても、透明感とツヤです。
透明感を生かせるバランスで着色していくと、おしゃれなレジンアクセサリーになりますよ。
テーマに合うパーツを選び余白をもたせて封入する
レジンに入れるパーツはテーマに合わせて選び、余白をもたせた配置にするとおしゃれに見えますよ。
レジンはビーズや天然石だけでなく、写真や食べ物まで何でも入れられるのも特徴の1つですよね。
何でも入れられるからと言ってあれもこれもと入れてしまっては、安っぽくダサいレジンアクセサリーになってしまいます。
レジンに入れるパーツは、製作前に決めたテーマに合わせて選んでくださいね。
例えば、「夏×自然」がテーマの場合、季節感が出るシェルや透け感を生かしたクリアビーズを使用するとイメージに合いそうですよね。
レジンに入れるパーツは無限大!テーマに合うパーツ選びも楽しみながら製作してみましょう。
金具などの付属部分は素材や使い心地にこだわって選ぶ
金具やフレームなど、レジンの付属部分は素材や使い心地にこだわったものを選ぶことで、作品の質も上がっておしゃれに見えますよ。
コストを考えると、できるだけ安いパーツを使いたいと思いますよね。
私も金具はできるだけお金をかけたくない!と思い、100均のものを使用していましたよ。
しかし、金具はアクセサリーの使い心地に直結する部分です。
安さを重視した金具を使用すると、ピアスのキャッチ部分がゆるい、肌なじみが悪いなど、アクセサリーの使い勝手に影響を与える可能性がありますよ。
安いパーツを使用すると、金属の光沢が不自然で安っぽく見えてしまう可能性もあります。
おしゃれに見せたいなら、レジン以外の部品にもこだわりましょう。
ゴールドやプラチナなど、本物の金属が使われた金具であると、高級感が出て作品全体もおしゃれに見えますよ。
また、チタンやニッケルフリーなど、アレルギーの出にくい素材の金具を選ぶと、「細部にもこだわっている」とプラスの印象を持たれやすくなります。
レジンアクセサリーは本で学ぶ!初心者におすすめの3冊
よりよい作品作りのためにレジンアクセサリーの基本的な技術を勉強したいなぁ!
レジンアクセサリーの基本的な技術や、作品のデザイン例を学びたいときは、本を参考にするのがおすすめですよ。
レジンアクセサリーの作り方はSNSやYouTubeでも学べますが、本を参考にすると、よりわかりやすく学べます。
SNSやYouTubeを参考にすると、無料で知識や技術を学べるのでとてもありがたいですよね。
しかし、動画を何度見ても細かいところがわかりづらい、動画を停止しながら進めるのは大変などのデメリットがあります。
ストレスを抱えながらの製作では、素敵な作品も生まれにくくなってしまいますよ。
どのジャンルにも言えることですが、無料で学ぶのには限界があります。
参考になる本が1冊あるだけで、基本の技術からためになるコツ、デザインのアイデアまで学べますよ。
自分では思いつかないデザインや道具の使い方なども載っているため、あなたのスキルアップにつながるはずです。
レジンアクセサリーの本はたくさんありますが、ここでは、初心者向けの本を3冊ご紹介します!
はじめてでもわかる徹底解説!UVレジンの簡単アクセサリー100
道具の名前や使い方が丁寧に記載されており、初めてレジンアクセサリーに挑戦するあなたにぴったりの1冊です。
全アイテムにプロセス写真付きで解説があり、動画だとさらっと流されそうな細かいところまでわかりやすく学べます。
本に掲載されているたった3つのテクニックを覚えると、100点以上のアクセサリーが作れるようになり、創作意欲も高まりますよ。
マスキングテープや布、プラバンなど身近にある材料を使用した作品例も載っているので、アイデアを広げたいときにも役立つ1冊です。
ドライフラワーやラインストーン以外の素材で作品が作れると他の作家さんとの差もつけられそうですね。
かんたんなのにおしゃれにできる!レジン魔法のテクニックBOOK
モノをあまり増やさずに、シンプルな材料と道具でレジンアクセサリーを作りたいあなたにおすすめの1冊です。
丸型や三角型のシンプルな形のモールドがあれば作れる作品がたくさんあり、新しく道具を買い足す必要はありませんよ。
簡単に作れるのに、大人向けの上質なレジンアクセサリーが157アイテムも紹介されているので、あなたも参考にしたい!と思う作品が見つかるはずです。
型や着色料など専用の道具がなくてもレジンアクセサリーが作れるアイデアも記載されており、最小限の道具で最大限楽しむテクニックが紹介されていますよ。
道具をあれこれ揃えなくても、今持っているものでおしゃれなレジンアクセサリーが作れると、自信にもつながりますね♪
UVレジンの教科書 基礎がわかれば、デザインは無限大
レジンアクセサリーの基礎を学びつつ、個性的なアイテムも作ってみたいと考えているあなたにおすすめの1冊ですよ。
誰かにプレゼントしたいけれど、何を作ったらいいの?という悩みはこの本で解決です!
もらったら嬉しくなるようなアイテムが100点以上紹介されているので、プレゼント作りの迷いもなくなりますよ。
乙女心をくすぐられそうなジュエリーモチーフやスイーツモチーフだけではなく、ワイルドなアクセサリーのデザインも豊富です。
ペットや子どもの写真を封入する方法も記載されているので、アイデアがどんどん広がること間違いなしですね。
手順はオールカラーで細かく解説されているので、初心者のあなたも安心して製作できますよ。
レジンは色味も大切なので、オールカラーの本は参考にしやすいと思いますよ!
まとめ
- レジンアクセサリーが安っぽいのは、表面のツヤがなくプラスチックのように見える、作り方に丁寧さがなく素人感が出ているなど4つの原因が考えられる
- 丸カンやピン、チェーンなどの金具部分や、レジンを流し入れるフレームが安っぽいと、アクセサリー全体も安っぽく見えてしまう
- レジンは、製作に使う道具が安価で誰でも手に入れやすいため、ちょっとしたポイントの違いで安っぽい作品に仕上がりやすい素材である
- レジンアクセサリーをおしゃれに見せるには、作品のテーマや使う場面を決めて製作する、丁寧に細部まで愛情を込めて製作するなど5つのポイントがある
- 混色したりグラデーションにしたりと、着色方法を工夫するとおしゃれに見え、天然石やべっ甲のような色合いのレジンアクセサリーは高級感が出る
- 金具やフレームなど、レジンアクセサリーの付属部分は素材や使い心地にこだわったものを選ぶことで、作品の質も上がっておしゃれに見える
- レジンアクセサリーの基本的な技術や、作品のデザイン例を学びたいときは、本を参考にするのがおすすめである
レジンアクセサリーが安っぽく見える原因を理解したうえで、おしゃれに見えるポイントを押さえられたでしょうか?
ちょっとしたポイントの違いで、レジンアクセサリーの見え方が変わってくると思いますよ。
さっそくおすすめした本を参考に改善策を取り入れて、あなたにしか作れない素敵なレジンアクセサリーを製作してみましょう♪
レジンアクセサリーの作り方はSNSやYouTubeでも学べますが、しっかりと身につけたいならば本の活用をおすすめします。
道具の名前や使い方が丁寧に記載されており、全アイテムにプロセス写真付きで解説があるため、初心者にもわかりやすい本です。
マスキングテープや布、プラバンなど身近にある多種多様な材料を使用した作品例が載っているので、アイデアを広げたいときにも役立ち、長く愛用できる1冊ですよ。
コメント