硬質プラスチック対応の接着剤でなければ、レジンはつかないのです。
接着剤はたくさん種類があるため、レジン同士や金属などのパーツとの接着にどれを選べばいいか悩みますよね。
初心者のあなたが接着剤を使いこなせるよう、注意することを3つ紹介するので購入の際は参考にしてください。
本記事で紹介するウルトラ多用途SUを使用すると、高い強度でレジンの美しさをキープした作品が作れますよ。
おすすめの接着剤ウルトラ多用途SUのほかに、セメダインも使えます。
ぜひ最後まで読んで、レジンがつかないトラブルを解消し、接着剤を使いこなしましょう♪
- レジンが接着剤でつかない理由と選ぶ際の注意点3つ
- レジンの接着剤におすすめのウルトラ多用途SU
- レジンの接着剤に使えるセメダイン3種
レジンの接着剤に悩んだらウルトラ多用途SU(クリヤー)がおすすめ!
レジンにつけるパーツの大半に対応し、強度も強いのでつかない心配なし♪
クリヤータイプなので硬化後も美しいレジンの良さをキープできますよ。
レジンが接着剤でつかないときは素材が対応していない
レジンがつかない理由は、「硬質プラスチック」対応の接着剤ではないからです。レジンは硬質プラスチックという素材に分類されますよ。
また、レジンに対応していても金属類に対応していないなど、接着剤の種類によって対応する素材が違います。
素材に対応した接着剤を使わなければ、レジンとパーツがつかないトラブルが起きて、作品が台無しになってしまいます。
適切な接着剤を選ぶことで、見た目も綺麗でしっかりした強度のレジンアクセサリーを作れますよ。
レジンに接着剤を使いたい時は、3つのことに注意して選ぶようにしましょう。
レジンにつけたいものにも対応した接着剤を選ぶ
レジンにパーツをつけたいけど、接着剤はどうやって選べばいいの?
レジンの素材である硬質プラスチックと、接着したいパーツの素材に対応する接着剤を選びましょう。
接着剤が何の素材に対応しているかは、パッケージに記載されていますよ。
接着剤によって対応している素材の種類や対応している数が違います。
レジンの素材の「硬質プラスチック」に対応していても、パーツの素材に対応していないとつかないですよ。
まずはパーツの素材が何かしっかり把握してから、接着剤を購入してくださいね。
私は2歳の息子に購入したおもちゃが壊れたので、接着剤を使って直しましたがつきませんでした。
家にあった接着剤を使って直したので、対応する素材が何か把握せずに使ってしまいましたよ。
そのため、直したはずのおもちゃは直っておらず、後日おもちゃの素材に対応するものを購入しました。
結果的におもちゃにテカテカする接着剤の乾いた跡がつき、少し汚くなってしまいました。
あなたは私みたいにならないように、対応する素材を調べてから使ってくださいね。
何を購入すればいいか困ったら、店頭で店員さんにつけたいものを見せて尋ねると教えてもらえますよ♪
接着剤の硬化速度は作業スピードに合ったものがいい
接着剤の硬化速度は、あなたの制作作業スピードに合ったものがいいですよ。
接着剤は種類がたくさんあり、硬化速度が違います。
接着剤のパッケージには、固定時間と実用強度、完全硬化時間という記載があります。
制作作業スピードに合わないものを使ってしまうと、硬化が早くて想定外のつき方をしたり、硬化が遅くて制作時間が長引いたりします。
レジン初心者の方は、硬化速度が早いものを使い慌てるより、遅いものでゆっくりと制作する方が綺麗に仕上がると思いますよ。
私はレジンではなく、息子のおもちゃに使うために接着剤を購入しましたが急かされるので、少しでも硬化時間が早いものを選びました。
しかし、レジンの制作はパーツをつけるだけに接着剤を使うわけではないので、しっかり用途や制作スピードと相談して購入してくださいね。
接着剤は強度が強いものを選ぶことで耐久力も上がる
接着剤の強度ってなんで重要なのかな?
レジンの作品は、アクセサリーとして使われることも多いと思います。
アクセサリーは、つけるときなどに落としてしまうこともありますよね。
レジンで使う接着剤は、落としてしまう可能性も考慮して、強度が強いものを使うと耐久性も上がり、壊れる可能性が低くなります。
せっかく作った作品は長持ちさせたいですよね。
長持ちさせるためにも、できるだけ強度の高い接着剤を選ぶようにしてくださいね。
また、ハンドメイド商品として販売したいとき、購入したのにすぐに壊れてしまうと相手の方もがっかりしますよね。
あなたの作品を少しでも長く、安心して使ってもらうためにも強度のある接着剤選びをしましょう♪
レジンの接着剤に悩んだらウルトラ多用途SU(クリヤー)がおすすめ!
レジンにつけるパーツの大半に対応し、強度も強いのでつかない心配なし♪
クリヤータイプなので硬化後も美しいレジンの良さをキープできますよ。
レジンの接着剤のおすすめはウルトラ多用途SU
レジンに使う接着剤はウルトラ多用途SU(クリヤー)がおすすめですよ♪液が扱いやすく、実用強度や硬化後の仕上がりもレジンの美しさを損ないません。
レジンとパーツを接着したいとき、ウルトラ多用途SUはPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、フッ素樹脂以外には接着します。
上記の画像は、ウルトラ多用途SUの対象素材が記載してある裏面の表です。PEやPP、フッ素樹脂には×と記載されてますね。
レジンにPEやPP、フッ素樹脂は接着できないの?
フッ素樹脂でもレジンに接着することはできますよ♪
PE、PPとレジンを接着したいときは、ウルトラ多用途SUプレミアム(クリヤー)がおすすめです。
ウルトラ多用途SUプレミアム(クリヤー)はフッ素樹脂以外ならなんでも接着できます。
しかし、固定時間や、実用強度はウルトラ多用途SUより長くなるので作業時間がかかってしまいます。
また、フッ素樹脂とレジンを接着したいときは、ウルトラ多用途SU(クリヤー)シリル化ウレタン樹脂系接着剤がおすすめです。
固定時間や実用強度にかかる時間を考慮すると、ウルトラ多用途SUが使いやすいですが、接着したいものによって使い分けるといいと思います。
また、ウルトラ多用途SU・ウルトラ多用途SUプレミアム・ウルトラ多用途SUシリル化ウレタン樹脂系全てクリヤーを紹介しました。
ホワイトやブラックもありますが、レジンは透明感が魅力的ですよね。
そのため、クリヤーのウルトラ多用途SUシリーズを使うとレジンの透明感ある美しさを損なう心配がありませんよ。
私の知人がレジンアクセサリーの金具が取れて、接着剤を使って接着していました。
しかし、説明をしっかり読んでいなかったため硬化後白くなってしまいました。
目につくところの接着ではなかったのが不幸中の幸いでしたが、目につくところが接着剤により変色していたら悲しいですよね。
私の知人のようにならないためにも、硬化後の色や時間はしっかり確認してくださいね♪
レジンの接着剤にはセメダインも使える!3種の特徴解説
レジンの接着剤としてセメダインの「スーパーXゴールド」「エクセルエポ」「ハイグレード模型用」の3種類が使えます。
3種類のセメダインには使用状況により、メリットとデメリットがあります。
これからレジンに使える接着剤として、セメダインの3種類の特徴を紹介しますね♪
スーパーXゴールドは硬化後弾力があり衝撃に強い
スーパーXゴールドは、硬化後にゴムのような弾力があり、衝撃に強いのでレジンアクセサリーなどにおすすめです。
水飴のようなねば粘り気のあるテクスチャで留めやすく、貼った後は1〜2分で接着ができます。
接着時間が早く、パーツの固定におすすめで初心者でも使いやすい商品ですよ。
また、プラスチックや樹脂粘土だけでなく、金属やガラス、布、UVレジンなど幅広い素材で使えます。
迷ったときは、スーパーXゴールド!と言えるほど万能な商品ですよ♪
ハンドメイド商品としてレジンの制作をするなら、匂いがないのもいいところですね。
しかし、経年劣化で接着剤の部分が黄色く変化してしまいます。
スーパーXゴールドを使うなら、接着部分が見えないところが良さそうですね。
私は息子がまだまだやんちゃ盛りで、家のものが壊れることがたまにあります。
家のものが壊れたときは、万能なスーパーXゴールドが硬化時間も早いのでお世話になろうと思いましたよ♪
エクセルエポはピアスパーツなどの接着に良い
小さい接着面積でしっかり強度をだしたいハンドメイド作品や、ピアスパーツの固定などには、エクセルエポがおすすめです。
エクセルエポは、金属やガラスなど硬い素材同士の接着に向いていますよ。また、接着強度が強いのが利点です。
金属やガラス以外にも、陶磁器、プラスチック、UVレジンなどの接着剤としても使えますよ。
エクセルエポは2液タイプの接着剤です。私は、これまで混合させるタイプの接着剤があることを知らなかったので珍しいと思いました。
同じ量のA剤とB剤を混ぜて使用するものなので、少し手間がかかってしまいます。
また、多少ですが匂いがあるので、気になる方はマスクなどをして作業するようにしてください。
硬化時間は、A剤とB剤を混ぜてから15分程度です。
少し長く感じるかもしれませんが、しっかりした強度の接着が15分程度でできるのは魅力的だと思いますよ♪
また、エクセルエポは経年劣化による黄色い変化はしにくいですよ。
ハイグレード模型用は固まる前なら水拭きができる♪
ハイグレード模型用は、固まる前なら水拭きができるので、接着剤がはみ出てしまっても安心です。
模型用ということは、小さなプラモデルに使う接着剤?
模型用ということは、小さなプラモデルに使う接着剤?
ハイグレード模型用は、とにかく仕上がりがきれいなことから、模型向きの接着剤のようです。
サラサラした液体ということもあり、硬化するまでに2~3時間かかってしまいます。
しかし、サラサラした液体のため糸引きなどで汚れず、はみ出しても綺麗に拭き取れます。
ハイグレード模型用は、模型やハンドメイドの細かなパーツの接着にぴったりだと思います。
また、レジンの「硬質プラスチック」以外に金属などの接着剤としても使えます。
ハイグレード模型用は、匂いがなく黄色く変化しづらい利点があります。
まとめ
- レジンがつかない理由は「硬質プラスチック」が対応の素材ではないから。レジンは硬質プラスチックという素材に分類される
- レジンに使う接着剤は、つける素材に対応しているもの、作業スピードに硬化速度が合ったもの、強度が強いものを選ぶと良い
- レジン作品におすすめの接着剤はウルトラ多用途SU!PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)とフッ素樹脂の素材以外全てに接着可能
- PE、PPとレジンを接着したいときは、ウルトラ多用途SUプレミアム(クリヤー)がおすすめ
- フッ素樹脂とレジンを接着したいときは、ウルトラ多用途SU(クリヤー)シリル化ウレタン樹脂系接着剤がおすすめ
- レジンの接着剤としてセメダインの「スーパーXゴールド」「エクセルエポ」「ハイグレード模型用」の3種類がある
- 3種類のセメダインはそれぞれ使い方が違うが、初心者にも使いやすいのはスーパーXゴールドで硬化時間が約4分ととても早い
せっかく時間をかけて制作したレジンに、接着剤がつかないことで使えなくなったらがっかりしますよね。
また、接着部分が離れてしまい直すときにつかなかったり、変色してしまうとショックですよね。
綺麗な状態を失わないためにも、商品パッケージを確認するなどして、適切な接着剤を選ぶようにしましょう!
レジンの接着剤に悩んだらウルトラ多用途SU(クリヤー)がおすすめ!
レジンにつけるパーツの大半に対応し、強度も強いのでつかない心配なし♪
クリヤータイプなので硬化後も美しいレジンの良さをキープできますよ。
コメント